「建売住宅の購入前に注意するべき点は?」「内覧会(見学会)を有意義にする方法を知りたい」など、住宅のご購入を検討する際に疑問はつきものです。この記事では、建売住宅を購入する前に注意すべき間取りのチェックポイントと、内覧会(見学会)のポイントを徹底解説いたします。
「間取りチェックが重要なのは知っているが、注意点がわからない」
建売住宅の購入を検討する際、このような疑問や不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。ここでは、建売住宅の間取りでチェックすべきポイントを解説します。
建売住宅の購入には、間取りのチェックは欠かせません。ここでは、チェックするべき間取りのポイントを5つご紹介します。
建売住宅購入の際に意外と見落としがちなのが、プライバシーの側面。費用などとは違い、住んでみないと気づきにくいため、購入前にぜひチェックしたいポイントです。「道路や隣家から自宅が見えていないか」「玄関からトイレが見えていないか」「近隣と窓の位置が重なっていないか」など、購入後の生活をイメージしながら物件の間取りをしっかりと確認しましょう。
また3階建ての建売住宅の場合は、隣地との距離が特に近くなるため、「窓の位置」や「屋根の位置」などもプライバシーを確保できるか注意してチェックしてみましょう。
「いざ住み始めると、思っていたより日当たりがよくない」といったケースも少なくありません。日中の多くの時間を過ごすリビングには、自然光をしっかりと取り入れたいものです。また、バルコニーの日当たりがよくない場合は洗濯物が乾きにくくなる可能性もあります。
「採光の向き(南・東など)」、「隣地障害物」などは現地でよくチェックしておきましょう。また季節によっても太陽の位置で条件がかわります。あまり日当たりが良すぎても「夏は暑すぎる」などのデメリットがある可能性がありますので考慮しておきましょう。
収納スペースの不足も、住み始めてから気づきやすい問題の一つです。各部屋に十分な収納が備わっているかを事前に確認しましょう。
また、収納はただ数が多ければよいのではありません。例えば押し入れや納戸は大きさが重要ですし、キッチンには浅めのパントリー、リビングには細かい生活品の収納スペースなどが必要になります。用途と場所に応じた収納スペースがあるか、または確保できそうか考慮してください。
特にクローゼットの「奥行き」は重要です。枕棚の下に衣装ケースなどを設置したい場合は、現地で採寸することをおススメします。
現地での内覧会(見学会)では、「簡単に間取りをチェックし、物件内を一周して終わり」という方もいらっしゃるかもしれません。水回りを中心に、動線が確保されているかもチェック必須です。例えば、玄関からキッチン、キッチンから洗面脱衣所、寝室からトイレなど、購入後の生活をイメージして動線を確認しましょう。
また、人それぞれ住宅に求めるものは異なるため、間取りのチェックポイントも異なります。例えば、「料理をしながら家族と会話できる対面キッチン」であるかを重要なポイントにしている方もいらっしゃるでしょう。
さらに、「将来子どもが生まれた場合」「老後に夫婦で暮らすのか」など、ご自身がイメージする生活に合わせて、間取りを事前に確認してみてください。
また見落としがちな項目ですが、将来の「維持管理・メンテナンス」にも大きく関わる項目です。日常的なメンテナンスとしては、キッチン排水マスの清掃があります。排水マスの位置はキッチンから近い位置にあり、建物と隣地境界(ブロック塀・フェンス)とあまりに隣接している場合はとても清掃がしにくくなります。
なお、外壁や屋根の補修などで「はしご」を利用する際も、敷地と建物に余裕がある方が安心です。敷地内にはしごがかけられない場合、隣地所有者に「敷地を使わせていただく許可を取らなくてはならない」なんてことも想定しておかなければいけません。
なお間取り図で感じ取れる部分と、実際に現地でしか感じることのできない部分とございます。特に日当たりやプライバシー、周辺環境などは現地で見学しないと把握することができません。ぜひ現地内覧会(見学会)を活用して理想の建売住宅を探しましょう!
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内覧会は新築建売住宅購入の際に非常に重要な役割を果たします。内覧会とは、「オープンハウス」や「現地見学会」といったイベントにて開催することもあれば、気になる物件を「問合せして見学」するといった方法もあります。
「オープンハウス」や「現地見学会」といったイベントの場合は、日時の指定がある場合がありますので、予定が合わない場合は見学できないのですが、多くのお客さまは「お問合せ」から、日程のアポイントを取って見学される方がほとんどです。
現地内覧会は日が沈むまでの間にご見学いただくケースがほとんどです。建売住宅の場合は居室に「照明器具」がないため、明るいうちにご見学いただきます。また日あたりなどを確認するにも日中にお越しいただくことが多くなります。
しかし夜間にも確認したい事項はあり、「街灯」や「交通量」などはチェックしておいた方がよいでしょう。このような事項は外観からでもチェックができますので、時間を分けて何度か現地に足を運ぶことをおススメします。
内覧会の当日は、できるだけ予定を空けておきましょう。当日は間取りをはじめ、物件を隅々までチェックするだけでなく、担当者からの説明を聞き、必要に応じて質問する機会もあるはずです。当日の物件チェックで、確認しておきたいことが増える可能性もあります。
また、実際に見学してみて物件が気に入った場合、ライバルに先を越されないためにも早めに「購入申し込み」しておきたいといった心情になることもあります。その場合、申込のお手続きや住宅ローンの仮申し込みなど、時間を要す場合がありますので、なるべく時間を確保しておきたいものです。
「絶対に外せない条件」などのチェックリストをあらかじめ作っておくと、内覧がスムーズに進みます。場所ごとにチェックすべき項目とチェック内容を明確にしておきましょう。
建売物件をしっかりチェックするために、メジャー、スマホカメラ、メモ帳、チェックリストなどをそろえておくと便利です。検討材料として写真を撮っておきたい場合は、遠慮なく撮影しましょう。先ほど紹介した「チェックリスト」も持参し、内覧会を有意義な時間にしてください。
【番外編】
真夏(6月から9月)に見学する場合は、住宅の中はとても暑いので熱中症対策をして見学しましょう。中にはエアコン付きの建売住宅もありますが、非常に稀です。水分はいつでも取れるようにペットボトルや水筒を持参しておきましょう。
ぜひ「物件探し」と同時に、あらかじめ「信頼できる不動産会社探し」もしてみてください。
新築の建売住宅を購入する際は、事前の確認がとても重要です。間取りのチェックポイントや、内覧会での注意点・対策をぜひ参考にしてください。
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