エスケイ住宅販売(株)の白川です。
この記事では、「過去に自営業をしていて、収入が少なく非課税だった年度の証明書を出すことになったけど、それが理由で住宅ローンの本審査に落ちることはあるの?」という疑問にお答えしています。実際の審査の考え方や、どんなケースなら問題なく通るのかを、これまでの経験をふまえてわかりやすく解説します。
住宅ローンの本審査に進む際には、過去2年分の収入証明書類の提出が求められるのが一般的です。今回の相談者様は、直近の勤務先では会社員として働いており、年収は約420万円。現在の勤務先には1年勤務しており、令和5年以前は自営業でした。そのため、現在の「源泉徴収票」と、自営業時代の「課税証明書」や「納税証明書」が必要になります。
ただし、令和5年分の収入が少なく、結果的に「非課税証明書」しか出せない状況です。これが本審査にマイナス影響を与えるのではないかという不安を相談者様は抱えていました。
銀行ごとに審査の方針や基準は異なります。なかには直近1年の年収や勤続状況を重視する金融機関もあり、その場合、非課税の過去はそれほど問題にならないこともあります。特に「フラット35」のような住宅金融支援機構のローン商品は、直近の勤務先での安定性を重視する傾向があり、過去の非課税が即アウトになるというケースは少ないと考えられます。
とはいえ、すべての銀行が同じではなく、「過去2年分の平均年収」で審査する金融機関も存在します。その場合、非課税証明書は年収ゼロとして扱われるため、平均値が下がり、借入可能額が減るリスクもあります。
当社では、これまでにも前年度に収入がなかった方が住宅ローンの本審査を受け、問題なく通過した事例を複数確認しています。特に、現在の年収が一定以上あり、勤続年数が1年以上あれば、金融機関の評価は前向きになる傾向があります。
相談者様の場合、現在の勤務先で1年以上働いており、年収も400万円を超えています。これらの情報から見ると、非課税年度があったとしても、審査に通る可能性は十分にあります。すでに事前審査を通過している点も、金融機関が一定の信用を認めた証拠です。
非課税証明書の提出が必要なケースでも、現在の安定した収入があれば住宅ローン本審査に通る可能性は高いと考えられます。ただし、銀行によって審査基準が異なるため、必ずしも全ての金融機関で問題なしとは言い切れません。過去の収入よりも現在の勤務状況や収入を重視する傾向があるため、心配しすぎず、まずは本審査に挑戦してみることをおすすめします。
今後同じような状況で不安を抱える方は、自営業時代の収入が少なかったとしても、それだけで審査に落ちるとは限らないという点を覚えておいてください。もし可能であれば、審査結果を共有いただけると、他の方の参考にもなります。
相談者様よりYouTube動画にコメントいただき、無事本審査通ったとのことで、ご報告いただきました!
少しご不安があったと思いますが、本審査承認おめでとうございます!ここからは新生活に向けて、考えることがワクワクに変わっていくと思いますし、ご家族みなさまが素敵な新生活がスタートできるよう心より願っております!
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例)
38歳、年収450万円、妻(専業主婦)と子ども2人の4人家族です。
勤め先は工場勤務、勤務年数12年
現在住宅購入を検討していますが、マイカーローンが残り250万円(月々3万円)
キャッシングを50万円(月々1万円)ほど利用しています。
支払いの延滞履歴はありません。
購入希望物件が、諸費用を含めて3800万円ほどで、住宅ローンに通るか不安です。
ローンに通るように準備しておいたほうが良いことや、
住宅ローンに通る見込みがあるか客観的な意見を知りたいです。
どうぞご意見のほど、よろしくお願いいたします。
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