エスケイ住宅販売(株)の白川です。
本日は住宅ローンに関する質問回答のコラム記事をお送りいたします。今回は独身時代にブラックになってしまったかたのお悩みです。旦那さんのご年収では購入したい物件の借入額がギリギリ届かず、連帯保証人として収入合算したいものの、独身時代のブラックがネックになっている様子です。また仮に審査に出したとして、旦那さんにバレたくないといった悩みもあるそうです。そんな時、どうすれば穏便に進めていけれるのか。そんなことを考えてみました。
住宅ローンの審査について
夫(公務員)のみの収入ではギリギリ厳しいくらいの額を借りようと思っています。
私との収入合算であれば審査は確実に通ると思うのですが、お恥ずかしいことに独身時代にブラックになった過去があります。
5年経ってないくらいの微妙な時期に完済したので信用情報から消えているのか確信が持てません
(旧姓での開示は郵送になり夫にバレたくありません)現在はクレジットカードの作成もできたため毎月必ず期限内に返済しています。
この場合、夫の単独名義でローンの審査をした方がいいでしょうか?
私の結婚後の名義での信用情報は一年以上$マークが続いていますが、連帯保証人になった場合、旧姓の信用情報も見られて否決になってしまうのでしょうか
この記事では、住宅ローンの審査を夫の単独名義で進めたいけれど、過去にブラックリストに載ったことがある場合の影響について解説します。夫にバレずに審査を進める方法や、銀行や保証会社の選び方、事前審査を進める際の工夫についてもお伝えします。
住宅ローンを申し込むとき、銀行は「収入」や「信用情報」を元に審査をします。例えば、あなたが夫の収入だけでローンを申し込もうとしているけれど、ギリギリな額であると、審査が通るか心配ですよね。でも、もし収入を合わせられるなら、審査は通りやすくなります。問題は、あなたが独身時代にブラックリストに載ったことがあることです。それが審査にどう影響するか心配なのはよく分かります。
過去にブラックリストに載ったことがあると、審査に影響が出ることがあります。たとえば、クレジットカードの支払いが遅れたり、携帯料金を滞納したり、リボ払いなどの返済を忘れていたりすると、それが信用情報に記録されてしまうことがあります。確かに過去の信用情報は住宅ローンにおいて1番大切な要素であることは間違いありません。しかし、ここからできること・大切なことは「今どうなっているか」です。今はクレジットカードを作って毎月遅れずに支払いをしているとのこと。これは審査において良い印象を与える材料になります。また、貯金があることや安定した収入があることについては、プラスに働くでしょう。
もし、過去にブラックリストに載ったことが夫にバレたくない場合、どうしたらいいか?まず、審査を受けるためには、銀行や不動産会社とのやり取りを工夫する必要があります。審査の際、書類を夫に記入してもらい、提出は自分で行う方法が考えられます。(結果連絡も奥さまでと言っておく必要があります。)もし不動産会社や建築会社が間に入っているなら、その際に細かい配慮が求められます。審査に必要な情報があれば、銀行に説明を加えてもらうことも有効です。また、審査に出す際には、過去の問題があったことを正直に話す準備もしておいた方が良いでしょう。
万が一信用情報が異動となっていることを想定すると、住宅ローンを通すためには、どの銀行、保証会社に申し込むかがポイントです。ブラックリストに載っている過去がある場合、審査が少し厳しくなることはいたしかたありません。だからこそ、審査が柔軟な銀行や保証会社を選ぶことが大事です。全国規模の大手保証会社だと審査が厳しくなることがあるので、地元の銀行や自社の保証会社に対応している銀行を選ぶと良いかもしれません。もし岡山などの地方に住んでいるなら、地域密着型の銀行に相談するのも一つの方法です。
ブラックリストに載った過去があっても、住宅ローンの審査に通る可能性はゼロではありません。大切なのは、銀行や保証会社の選び方と、審査を進める際の工夫です。夫にバレずに進めるためには、書類をうまく処理し、必要な情報をしっかりと提供することが重要です。さらに、安定した収入や貯金といったプラスの材料をしっかりアピールすることで、審査に通る可能性が高めることはできると思います。
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