建売住宅の工期が短すぎる？3ヶ月で完成するのは普通か突貫工事か。

エスケイ住宅販売の白川です。建売住宅を販売していると、近所のかたとお話しすることがあります。その際によく言われるのが、「あっという間にできた」といった感想です。自分の家ではないですし、気づいたらといった感じなのでしょうが、それでも驚かれます。ただ建売住宅の場合、キッチリと工期が決まっているのと、慣れた職人さんの技術の賜物だと感じています。ご安心いただければと思いますが、ご不安なかたは参考にしていただけると嬉しいです。

建売住宅がたった3ヶ月で完成するのは驚きですが、業界ではこれが普通なんです。この記事では、その理由や品質について分かりやすく説明し、建売住宅の魅力や注意点をお伝えします。

なぜ建売住宅は3ヶ月で完成するの？

建売住宅は、あらかじめ設計や仕様が決まっているため、工事がスムーズに進みます。購入者との細かい打ち合わせが不要なので、注文住宅よりも早く完成するんです。

例えば、基礎工事はいつからいつまで、上棟（家の骨組みを作る工程）はこの日、といった具合にスケジュールがしっかり組まれています。さらに、職人さんや材料の手配も計画的に進められるので、効率よく工事が進行します。結果として、3ヶ月ほどで完成するのが一般的なんですね。

建売住宅に住宅診断は必要？

建売住宅のイメージをあまりよく思っていなかったというかたも大変多くいらっしゃいます。みなさん少なからず不安は抱えているんです。とくに建売ビルダーは建築棟数も圧倒的に多いため、悪い口コミやレビューを目にしてしまうことも。（匿名が多いので信憑性については疑問がありますが…。）

実際に住宅診断を入れていただいたお客さまもいらっしゃいますし、ご自身で床下や天井裏を点検するお客さまもいらっしゃいました。当社ではそういった点検をしていただいた上で安心して購入を進めていかれるお客さまもいらっしゃいましたが、そこまでできるかたも多くないと思います。

こちらの記事ではそういった住宅の検査などのお話しをしています。ぜひご参考にされてみてください！

ちなみに建売住宅を買われるお客さまの中に、建築にくわしい大工さんや、銀行員さんなんかもお取引させていただいたことがあります。そういった事例についても、ご安心いただける材料になるのではないかと思います。

パワービルダーの建売住宅、住宅診断はするべき？一級建築士の建物診断に対する当社の考え

短期間で建てても大丈夫？

「3ヶ月で家ができるなんて、手抜き工事じゃないの？」と心配になる方もいるかもしれません。でもご安心ください。建売住宅は、法律で定められた基準に基づいて建てられています。

さらに、ビルダー（住宅会社）によっては、工事中にしっかりと検査を行い、品質管理を徹底しています。YouTubeなどで「1日で家を建てました！」という動画もあるのですが、それは技術を競うために作られた動画で特殊な例です。3ヶ月という工期は、現場のプロが安全面も考慮しながら進めている標準的な期間なんです。

工事が遅れることはあるの？

もちろん、天候によっては工事が遅れることもあります。特に、雨が多い季節や台風の時期は、基礎工事や屋根の工事が予定通りに進まないことも。

ただ、建売住宅の場合、あらかじめスケジュールが組まれているので、多少の遅れがあっても全体の工期には大きな影響はありません。ビルダーはこういったリスクも見越して計画を立てていますので、「完成が大幅に遅れる」という心配はあまりしなくて大丈夫ですよ。

短い工期でも安心できる理由

工期が短くても安心できる理由は、やっぱりプロの仕事です。最近では、工場で部材を事前に作る「プレカット工法」が一般的になっており、現場での作業が効率化されています。これにより、工事が早く進むだけでなく、品質も安定しています。

また、建売住宅は何十棟、何百棟と建ててきた経験豊富なビルダーが手がけています。同じ方法で効率よく作業を進めることで、無駄がなく、高品質な住宅を提供できるのです。

建築中に購入されるお客さまも

建築中・建築前（未完成物件）の新築一戸建て建売住宅を購入するメリット・デメリット‼︎

まとめ

建売住宅が3ヶ月で完成するのは、効率的な工法やスケジュール管理の成果であり、突貫工事ではありません。早い工期であっても、法律に基づいた安全な家づくりが行われています。もしこれから建売住宅の購入を検討しているなら、完成までのスピードだけでなく、施工会社の実績やアフターサポート体制も確認してみてください。きっと安心して住める家が見つかりますよ！

CATEGORY 住宅購入 2024.11.28